[AI新規事業創出]Qualitegセレクション:ビジネスモデル設計①ビジネスモデル図
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Qualiteg blogを訪問してくださった皆様、こんにちは。Micheleです。AIを活用した新規事業やマーケティングを手がけている私には、クライアントからよく寄せられる質問があります。AIを用いた事業展開を検討されている方々が共通して直面するであろう課題に対して、このブログを通じて私なりの解答をご提供したいと思います。
「新規事業のビジネスモデル図の描き方 〜実践で活かせる具体的なコツ〜」
新規事業開発のコンサルティングをさせていただいておりますとクライアント企業様の現場で、「ビジネスモデル図をどう描けばいいの?」という質問をよく頂きます。
実は私も最初は悩んだのですが、数々の失敗と成功を経て、効果的なビジネスモデル図の描き方が分かってきました。今回は、その実践的なコツをお伝えしていきます。
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なぜビジネスモデル図が重要なのか
ビジネスモデル図は、単なる図解ではありません。これは、自分のビジネスアイデアを「検証可能な形」に落とし込むための重要なツールです。
上申の際にステークホルダーの説明をするのに使うこともできます。また、アイディア創出後のマネタイズ検討の場合も情報をクリアにすることができてよいでしょう。
特に新規事業開発研修をさせていただいている際に、9割くらいの方は、B2B2Cビジネスの売上シミュレーションをしている際に、ユーザーから自社がお金をもらう図を作ってしまい、真ん中のBにレベニューシェアしたり、手数料を払うことを忘れてしまう方が非常に多いのです。
誰かに説明するのもそうですが、自分でしっかり可視化して内容を把握するためにもぜひビジネスモデル図を書いてみてください。
ビジネスモデル図の流派
ビジネスモデル2.0図鑑が発売されてから、この方式をよく見かけるようになりました。
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こちらは3段組みで上が利用者、真ん中が事業、下が事業者となっていて、非常によく整理できているのですが、初見では複雑に感じることも多く、コンサルティングの現場や事業会社様ではあまり高頻度では見ないというのが個人的な所感です。
ビジネスモデル図には特に演者とお金の流れ、情報の流れを書く必要がありますので、パワポに合わせて横書きにするのが私のおすすめです。以下は3パターンを比較して書いていますが、企画書等に書く場合は1つでもちろんOKです。
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その時に検討しているビジネスモデルをまずは書いてみて、事業検討を継続する際にはさらにアップデートするように見直しを掛けていってください。
それを繰り返すと勝ち筋のビジネスモデルが見えてくるはずです。
コラムを最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。私たちQualitegは、AI技術や新規事業の企画方法に関する研修およびコンサルティングを提供しております。もしご興味をお持ちいただけた場合、また具体的なご要望がございましたら、どうぞお気軽にこちらのお問い合わせフォームまでご連絡くださいませ。
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また、新規事業創出のステップを体得したいという方にご好評のワークショップも実施しております。それぞれの担当者の方が役員目線で事業を考えるという点にフォーカスしたトレーニング内容となっており、企画担当者の方だけではなく、カウンターパートのエンジニア、デザイナー、マーケターの方にもご受講いただけるコンテンツとなっております。
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