[ChatStream] コンソールチャットの作成

[ChatStream] コンソールチャットの作成

こんにちは! (株)Qualiteg プロダクト開発部 です!

本稿では、 ChatStream を使って、コンソールチャットを作成する方法について説明いたします!

handle_console_input メソッドを使用することで CLI ベースのチャットを簡単に作成しモデルを試すことができます

chat.py

import asyncio

import torch
from transformers import AutoTokenizer, AutoModelForCausalLM
from chatstream import ChatStream, ChatPromptTogetherRedPajamaINCITEChat as ChatPrompt, LoadTime

model_path = "togethercomputer/RedPajama-INCITE-Chat-3B-v1"

device = "cuda"  # "cuda" / "cpu"

model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained(model_path, torch_dtype=torch.float16)

tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained(model_path)

if device == "cuda":
    model.to(device)

chat_stream = ChatStream(
    model=model,
    tokenizer=tokenizer,
    device=device,
    chat_prompt_clazz=ChatPrompt,
)

async def console_chat_main():
    while True:
        user_input = input("YOU: ")
        if user_input.lower() == "exit":
            break

        async for response_text, updated_text, pos in chat_stream.handle_console_input(user_input):

            if pos == "begin":
                print("AI : ", end="", flush=True)
                print(updated_text, end="", flush=True)

            elif pos == "mid":
                print(updated_text, end="", flush=True)

            elif pos == "end":
                print()


if __name__ == "__main__":
    asyncio.run(console_chat_main())

0:00
/1:55

ちょっとお試ししたい用途なら、コンソールチャットも一つの選択肢となりますね!

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PII検出の混同行列では見えないもの ― 認識器間衝突と統合テスト

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By Qualiteg 研究部, Qualiteg AIセキュリティチーム
日本語対応 LLMランキング2026 ~ベンチマーク分析レポート~(3月6日版)

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はじめに 本レポートは、Nejumi Leaderboard 4のベンチマークデータ(2026/3/6版)に基づいて、日本語対応LLMの性能を総合的に分析したものです。 前回は 2025/12/18 版の分析レポート を公開しましたが、約3か月でまたもや大きな変動がありました! (定期的に最新LLMランキングを更新してまいります。当社のX(旧Twitter)をフォローいただくことで更新情報を受け取り可能です) Nejumi Leaderboard 4は、日本語タスクにおけるLLMの性能を多角的に評価する信頼性の高いベンチマークとして知られています。 本分析では、商用APIモデルとオープンモデルの両方を対象に、それぞれの特徴や傾向を詳しく見ていきます。 オープンソースモデルについて Weightがオープンなモデルは場合によっては「オープンソースモデル」、「OSSモデル」と呼ばれますが、モデルによっては「オープンソース」と呼ぶには不十分な場合があるため本稿では、「オープンソースモデル」ではなく「オープンモデル」と表現しています。 ベンチマーク分析について 本レポートは

By Qualiteg コンサルティング, Qualiteg プロダクト開発部
日経トレンディ 2026年4月号に Bestllam の広告を掲載しました

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こんにちは! このたび、日経トレンディ 2026年4月号(2026年3月4日発売、雑誌)に、当社のエンタープライズ向け統合型AIプラットフォーム「Bestllam」を掲載しました。 日経トレンディ(雑誌)は全国の書店・コンビニエンスストアにてお買い求めいただけますので、お手に取った際はぜひご覧くださいませ。 Bestllam とは? Bestllam は、「チャットで指示するだけ。仕事が終わっている。」をコンセプトに開発した、エンタープライズ向けの統合型AIプラットフォームです。 主な特長 20種類以上のLLMを、契約一本で OpenAI GPT、Anthropic Claude、Google Gemini をはじめ、DeepSeek、Qwen、Llama など商用・オープンソース合わせて20種類以上のLLMを1つの契約で利用できます。各プロバイダと個別に契約を結ぶ手間が不要になります。 6つのLLMに同時質問して、最適な答えを選択 同じ質問を複数のLLMに一括投げかけ、回答を比較・検討できます。各モデルの得意・不得意を活かすことで、重要な意思決定や精度が求められる業

By Qualiteg ビジネス開発本部 | マーケティング部
AIプラットフォーマーの垂直統合と、残された戦略オプション

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こんにちは! Qualitegコンサルティングチームです! 2026年現在、LLMの最大のユースケースの一つはコーディングだと考えています。実際、Menlo Venturesの調査でもコーディングはエンタープライズAI活用の代表的ユースケースとして位置づけられています。 そして、それにきづいたAIプラットフォーマー各社は自前のAIコーディングツールを次々と発表し人気を博しています。 逆にいえば、そのユースケースを早期に発見しプロダクト化してきた"コーディングSaaS"の開発企業は「胴元」であるAIプラットフォーマーが自分たちのSaaS領域に進出してきているわけで気が気でないでしょう。 ということで、本日はAIプラットフォーマーによる垂直統合と、私たちの取りうる戦略オプションについて考えてみたいと思います。 さて、2025年は、AIコーディングエージェント市場の勢力図が決定的に書き換えられた年でした。 Anthropicの「Claude Code」は2025年2月のリサーチプレビューから始まり、わずか半年で年換算ランレート(ARR)10億ドルに到達。 2026年初頭のア

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