[自作日記0]GPUマシン自作日記はじめます

[自作日記0]GPUマシン自作日記はじめます

こんにちは!Qualiteg ブートキャンプチームです。
Qualiteg のお仕事に携わっていただくメンバーの立ち上がりサポートをしています!

Qualiteg では、GPU入りの開発用PCや研究用PCは自作を推奨してます!

自らスペックを検討し、秋葉原に買いに行き、相談し、パーツを選定し、組み立てるという一連の経験は非常にエキサイティング&勉強になるからです。

a group of people standing outside of a building
Photo by Shigeki Wakabayashi / Unsplash


ハードウェアの知識はもとより、秋葉原でのお店ごとの特徴、流行、店員さんの熱量、得られるものが非常に大きいです。


たまにパーツ選定ミスをしてしまったり、組み立て途中でパーツを壊してしまったりすることもありますが、その授業料を払ってでも自身で行う価値は十二分にあります。

授業料はどうせ会社持ちですし( ¯▽¯ )

当社では代表をはじめビジネス営業担当まで全員が日々の業務で使用するGPU搭載マシンの自作に励んでおり、日々パーツ情報、親切な販売店情報、弟子入りしたくなるような凄腕店員さん情報(本当に知識豊富ですごい店員さんがアキバの自作系お店にはたくさんいます。感謝!)を共有しています。

high rise buildings
Photo by kokaze production / Unsplash



とはいえ、いきなり秋葉原に突撃する前に、まずは、PC自作の基礎知識をマスターすべく本日記を展開いたします。本日記シリーズはQualiteg メンバー向けですが、一般の皆様にもご参考になる内容があるかもしれませんので、記事は公開設定といたしました。
(一部読みづらい部分などあるかもしれませんので、その点ご了承くださいませ)

本シリーズは、個人用GPUパソコンにフォーカスしていますが、Qualiteg ではプロ用途向けとして商用GPU環境に関する専門家のサポートで大規模GPUクラスターを用いた高負荷対応LLMシステムの構築も承っておりますので、商用LLMシステムご検討のおりにはぜひお声がけくださいませ。

Qualiteg 技術コンサルティング

自作の先に、研究・業務用のGPU環境を考えるなら。

GPUマシンを自分で組む知見は、そのまま研究・PoC・本番のインフラ選定に効きます。

私たちは自社で独自の GPU クラスターを構築・運用し、LLM プロダクトを開発しています。また研究用GPUワークステーションの調達から、インテル Core アーキテクチャ、インテル Xeon アーキテクチャなど、コンシューマーユースからプロユースまで幅広くご支援可能です。ワークステーションの調達・構築支援だけでなく、その先の学習環境の整備、最適な GPU 選定・推論最適化・分散構成まで、運用経験に基づいてアドバイスします。

LLMインフラ・基盤技術の支援を見る →

navigation

Read more

TensorRT 10 × Blackwell 移行ガイド【中編】ビルドが通っても正しいとは限らない — 沈黙劣化 5 連発

TensorRT 10 × Blackwell 移行ガイド【中編】ビルドが通っても正しいとは限らない — 沈黙劣化 5 連発

こんにちは! 前回の記事「TensorRT 10 × Blackwell 移行ガイド【前編】RTX 50 で推論資産が動かない — 基本と最初の壁」では、Blackwell 世代への移行で既存の推論資産が動かなくなる理由と、TensorRT 10 化を最小構成で通す手順を扱いました。前編で出てきた問題には、実はひとつ共通点があります。 すべて、エラーで止まってくれたということです。 本当に怖いのはその先です。TensorRT への移行パイプラインには、 * ビルドが通る * 実行も通る * 速度もちゃんと出る * 出力の形も、値も、一見それらしい * なのに、中身が間違っている という失敗の仕方が存在します。 本記事では、TensorRT 本体の挙動だけでなく、export 時のミス・精度設定・エンジンの配布ミスまで含めて、エラーで停止せず誤った出力へ至る事象を便宜上 「沈黙劣化」 と呼びます。 テストが通り、ベンチマークが良い数字を出し、「◯倍速くなりました」と報告した後になって発覚するので、非常に厄介です。 本記事では、実際に踏んだ

By Qualiteg プロダクト開発部
Claude Opus 5.0 完全ガイド モデル仕様とAPI・Claude Code運用ポイント

Claude Opus 5.0 完全ガイド モデル仕様とAPI・Claude Code運用ポイント

こんにちは! 2026年7月24日、AnthropicからClaude Opus 5がリリースされました。 Opus 4.8(5月28日リリース)からわずか2ヶ月での世代交代です。このあたりのスピード感、加速していますね。 さて、当ブログではClaude Opus 4.7 完全ガイド、Claude Opus 4.8 完全ガイドとOpusの世代を追いかけてきましたが、今回のOpus 5は過去2回の「4.x内のアップデート」とは立て付けが根本的に違います。 何が違うのか。まず、Opus 5は「最上位モデル」ではありません。 Anthropicのラインナップには2026年6月9日リリースのClaude Fable 5が最上位として存在し、Opus 5はその下位、Sonnet 5の上位という「中上位」ポジションで投入されました。 Opusという名前が「最上位ティア」を意味した時代は、Fable 5の登場で終わっています。 そのうえでAnthropicはOpus 5を「

By Qualiteg プロダクト開発部
TensorRT 10 × Blackwell 移行ガイド【前編】RTX 50 で推論資産が動かない — 基本と最初の壁

TensorRT 10 × Blackwell 移行ガイド【前編】RTX 50 で推論資産が動かない — 基本と最初の壁

こんにちは! 新しい GPU を手に入れてワクワクしながら既存の推論環境を載せ替えたら、 昨日まで普通に動いていたものが軒並みエラーで止まった そんな経験はないでしょうか。NVIDIA RTX 50 系、NVIDIA RTX PRO 系(Blackwell 世代)への移行では、これがかなりの高確率で起きます。 そして厄介なことに、エラーで止まってくれるのは、まだ親切なほうで、、TensorRT の世界には 「ビルドは通る、実行も通る、速度もちゃんと出る、けれど出力だけが静かに壊れている」 という、いちばん見つけにくい失敗の仕方が存在します。 本記事はその全体像を扱うシリーズの前編です。 対象環境 OS: Ubuntu 24.04 (WLS) GPU: NVIDIA RTX PRO 4000 Blackwell・GeForce RTX 5060 Ti (ともに Compute Capability 12.

By Qualiteg プロダクト開発部